先日、娘(4才)が卵の食物負荷試験を行い、白身0.1gが食べられることがわかりました。
負荷試験後の栄養士さんのお話で、娘にも食べられる、卵成分を含む市販品があることを教えて頂きました。とても有益な情報でしたので、こちらでご紹介させて頂きます。
※以下、お伝えするお話は、私の娘の食物負荷試験結果を通して、栄養士さんからお伺いしたお話です。あくまで、私の娘に対する話でしたので、他の方が摂取したときにどうなるのかはわかりません。こちらの記事を読んで、安易に卵成分を含む食材を試してみよう!と行動に移すのはあまりにも危険な行為です。卵アレルギーの解除の方針については、必ずかかりつけ医に相談して、進めてくださいね。
おにぎりせんべい
馴染みのあるせんべい菓子「マスヤ」の「おにぎりせんべい」です。原材料はこちら⬇
うるち⽶(アメリカ産、国産)、植物油、しょうゆ、砂糖、デキストリン、海苔、卵⻩パウダー、ポークエキス/加⼯でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、酸化防⽌剤(ビタ ミンE)、パプリカ⾊素、(⼀部に卵・⼩⻨・⼤⾖・豚⾁・ごまを含む)
私が栄養士さんにお伺いした、おにぎりせんべい1枚に含まれる卵成分量はこちら⬇
おにぎりせんべい1枚=全卵0.01g程度
私の娘は、白身を0.1g食べられるので、おにぎりせんべいを10枚程度なら食べられると指導を受けました。
国産卵黄かぼちゃボーロ
岩本製菓さんが製造されている「国産卵黄かぼちゃボーロ」です。スーパーで見かけることは少ないのですが、西松屋さんや赤ちゃん本舗さんなどで売っていますよ😄原材料はこちら⬇
ばれいしょ澱粉(国内産・遺伝子組換えでない)、てん菜糖( 国内産)、卵黄(国内産)、かぼちゃ(国内産)、小麦粉( 国内産)、卵殻カルシウム(国内産)
私が栄養士さんにお伺いした、国産卵黄かぼちゃボーロに含まれる卵成分量はこちら⬇
国産卵黄かぼちゃボーロ1粒=全卵0.03g程度
私の娘は、白身を0.1g食べられるので、国産卵黄かぼちゃボーロを3粒程度なら食べられると指導を受けました。
マンナボーロ
森永製菓さんが製造されている「マンナボーロ」です。こちらも西松屋さんや赤ちゃん本舗さんなどで購入できます。原材料はこちら⬇
じゃがいもでん粉、砂糖、オリゴ糖、卵黄(卵を含む)/貝カルシウム
私が栄養士さんにお伺いした、マンナボーロ1粒に含まれる卵成分はこちら⬇
マンナボーロ1粒=全卵0.04g程度
私の娘は、白身を0.1g食べられるので、マンナボーロを2粒程度なら食べられると指導を受けました。
マルちゃん正麺(醤油味)
私も息子も大好きな袋ラーメン「東洋水産」の「マルちゃん正麺(醤油味)」です。原材料はこちら⬇
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、植物油脂、卵白)、添付調味料(しょうゆ、チキンエキス、食塩、植物油、鶏脂、ポークエキス、砂糖、香辛料、野菜エキス、発酵調味料、たん白加水分解物、酵母エキス、香味油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、レシチン、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、クチナシ色素、増粘多糖類、甘味料(カンゾウ)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
私が栄養士さんにお伺いした、マルちゃん正麺1袋に含まれる卵成分量はこちら⬇
マルちゃん正麺(醤油味)1袋=全卵0.1g程度
私の娘は、白身を0.1g食べられるので、マルちゃん正麺を1袋程度なら食べられると指導を受けました。
ねね
まだまだ他の市販品もあったのですが、私の娘は乳アレルギーもあります。乳アレルギーもあって乳0.03mlなら摂取可能な人で卵白0.1gが摂取可能な人が食べられる商品は上記4商品でした。
摂取するペースはどのくらい?
ねね
ですが、本人の気持ちがのらなかったり、体調が悪かったりするときは無理に食べさせる必要はなく、できれば週3日を目安に食べられるようにしてねとのことでした。
もちろん体調が悪くて1週間空いてしまったとしても問題はないそうで、摂取を再開する時には、ほんの少量から始めてくださいと言われました。
1週間空いてしまったとしても問題ないという言葉がとてもありがたかったです…😭こどもが食べるのを嫌がったり風邪を引いたりすると、どうしても期間が空いてしまってどんどんどんどん追い詰められていったんですよね…。本当に優しくて親身に話を聞いてくれる栄養士さんで、お話をしているうちに私の気持ちはとても楽になりました。
※摂取のペースについては、個人差がかなりあると思います。1人1人の治療方法がありますので、かかりつけ医がおっしゃる通りに進めてあげてくださいね。
1日のうち、何回もあげてもいいの?2回目以降はどのくらい時間をあけるの?
1回摂取後、様子を見て問題なければ、摂取から3時間後以降に、食材を摂取しても良いと言われました。ですので例えば、
- 朝食 おにぎりせんべい
- 15:00のおやつ マンナボーロ
でもOKとのことです。
※これは即時型アレルギータイプの私の娘の場合です。時間をあける間隔も個人で異なりますし、特に遅延型アレルギータイプの方はこちらの時間間隔は当てはまらないと思いますのでご注意ください。
指示通りの量を摂取した結果は?
負荷試験が終わり、翌日から卵成分を含む食材の摂取を開始しました。食材はおにぎりせんべい1枚です。
娘
特にアレルギー症状が出ることもなく、大丈夫でした。その後も、おにぎりせんべいを増量してあげたり、国産卵黄かぼちゃボーロもあげていますが、全て問題がなくアレルギー症状は出ておりません。
今回栄養士さんに強く言われたのが、食べられる量のMAXを超えなくて良いです。そして食べられる量のMAXギリギリを目指さなくても良いです。ということ。
食べられる量のMAXギリギリを食べ続けていると、体調が悪くなった時に、アレルギー症状を起こしてしまうとのこと。食べられる量の安全範囲で、毎日食べ続けることが大事です、と言われました。
あくまで1個人のケースですので、マネはしないでください。
今回ご紹介したのは、あくまで私の娘のケースです。冒頭にも書いたのですが、かかりつけ医の指示なく、卵成分を含む食材を食べることはとても危険です。必ずかかりつけ医の指示のもと、治療を進めていってくださいね。
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