ねね
先日初めての確定申告が終わり、会計知識が全く無い主婦の私でも何とか乗り切ることができてほっとしております。初心者の私には「何が経費にあたるのか」が全く分からず、その情報を探すだけでかなり時間がかかりました。今回は私みたいな会計知識ゼロの方でも数秒でわかる「私が経費として計上した項目一覧」を作成しました。
在宅ワーク関連の経費
ねね
在宅ワーク関連費で注意しないといけないのは、「家事按分」という概念です。在宅ワーク関連費は「事業で使った金額」と「私用で使った金額」が混在しています。
全額を計上するのではなく「事業で利用した金額」のみを計算して計上する必要があります。このことを、家事関連費を按分すると言います。※計算方法は色んなやり方があるようですので、所轄の税務署・税理士・書籍等でご確認ください。
1.電気代
私は、月々の電気代を経費として計上しました。
水道代・ガス代は?
ねね
水道代のうち何を事業で利用したのかというと、「トイレを流す水」くらいのものですよね?なので水道代は少額であり経費として認められないことが多いようです。
ガス代に関しても事業で利用するガス代がほぼないため、経費としては認められないそうです。ですが、冬の期間のみ、在宅ワークで使用している部屋の暖房としてガスを使用した場合は、認められるケースもあるそうです。
正確な情報は所轄の税務署・税理士さん等にご確認ください。
2.インターネット通信費
私は在宅でパソコンで仕事をしておりますので、インターネットの通信費を経費として計上しました。
3.持ち家関連費
持ち家で在宅ワークをしている場合、持ち家の関連費を経費計上することができます。ただし住宅ローン控除を利用される方は、住宅ローン控除のみ申請し、持ち家関連費を計上しない方が良いケースが多いそうです。
私は色々と…本当に色々と確認し、計算し、所轄の税務署に確認をとった上で経費計上いたしましたので、住宅ローン控除を申請する方は、この記事を見て、安易に経費計上することは無いようにご注意願います。
⬇住宅ローン控除と持ち家関連費計上のW節税はできるの?⬇
住宅ローン控除と固定資産税など持ち家関連経費のW節税はできるの?1.住宅ローン利息
私は、住宅ローンの利息分のみ経費として計上しました。(元金は経費として認められませんのでご注意ください)
2.固定資産税
私は、固定資産税を経費として計上しました。固定資産税は納期が4期に分かれており、第4期分に関しては翌年の支払い期限になっていますが、4期分全てを当年度に計上しました。
国税庁のHPを確認すると、当年度の経費として処理しても良いし、翌年度の経費として処理しても良いそうです。
ただし、固定資産税、不動産取得税、自動車税などの賦課課税方式による租税のうち納期が分割して定められているものについては、各納期の税額をそれぞれの納期の開始の日の属する年分又は実際に納付した日の属する年分の必要経費とすることもできます。例えば、固定資産税の第4期分の税額は、原則として賦課決定を受けた年分の必要経費になりますが、その翌年2月が納期となっていますので、納期の開始の日である翌年分の必要経費とすることもできますし、又は実際に納付したその後の年分の必要経費とすることもできます。 ー引用元:国税庁HP
3.建物(自宅)の減価償却費
自宅を資産として計上して、その減価償却費を経費として計上しました。※こちらも複雑な話なので別記事にまとめます。
ブログ運営関連の経費
ねね
1.商品レビューの商品代
商品レビューで紹介した一部の商品のみ計上しました。計上したものと計上しなかったものの区別ですが、私の場合は「税務署から指摘を受けても事業経費だと証明できるもの」のみを計上した、という感じです。
具体的に言うと、事業収入として認められるような高い報酬が発生しているもの、明らかにレビュー用に商品を購入したものなどです。
2.お店の取材費
取材をする目的で利用した飲食店の飲食代等は経費として計上しました。こちらも商品レビューと同じで、「税務署から指摘を受けて事業経費だと証明できるもの」のみを計上しております。
3.各ASPの振込手数料
地味に忘れがちですが、振込手数料がこちら負担になっている場合、それを経費として計上しました。
クラウドソーシング関連の経費
ねね
1.クラウドソーシングで制作を依頼した費用
デザイナーさんにデザインを仕上げて頂いた費用を計上しました。
2.クラウドソーシングサイトのシステム利用料
クラウドソーシングサイト経由で仕事を依頼された時に発生する、システム利用料がありますよね?ついつい忘れがちになりますが、システム利用料も経費として計上しました。
3.報酬額を受け取る際の振込手数料
いつも忘れがちになる振込手数料😅…。少額ではありますが、きっちり経費計上しておきました。
事業に関する教材費
ねね
1.オンライン講座の教材費
私はudemyでwebデザインやプログラミング等の教材を購入しております。デザイン関係の仕事を本業としており、その仕事に関わる教材なのでこちらも経費計上しました。
2.noteの購入費
webメディア運営関連のnoteを購入して自分の事業発展に役立てているので、note購入費用も計上しております。
3.その他書籍類
まさに分からないことだらけだった確定申告にまつわる書籍、税金に関する書籍、デザイン関係の書籍等、事業に関わる書籍を経費計上いたしました。
その他の経費
ねね
1.会計ソフト代
こちらの記事で、鬼推ししている会計ソフトfreee。
【超初心者】初めての確定申告。1年分の帳簿作成から一気にやったやり方&オススメ会計ソフト初心者は必ずこの会計ソフトを試してみてください👍本当に取り組みやすかったです!この会計ソフト代も経費として計上しています😄
会計ソフトfreee公式サイト
https://www.freee.co.jp/
2.チャットワーク(ビジネスチャット)利用料
こちらも地味に忘れがちです💦チャットワークを始めとするビジネスチャットの利用代も経費計上しました。
3.企業からの振込手数料
複数の企業様とやり取りをさせて頂いてますが、企業さんによって、こちら側が振込手数料を負担したり、企業様が負担していたり、対応がマチマチです。それを確認するのも地味に時間がかかりました…。私が意識していないのが悪いんですが…😅
こちら負担になっているものは経費計上しました。
4.仕事で利用する携帯代
携帯は私用と事業用が混在しているので、家事按分をして事業用分だけ経費計上しました。
5.コピー用紙代、ファイルなどの消耗品
コピー用紙購入代や領収書保管ファイル、事業用に使用するハードディスクドライブの購入費用等を経費計上しました。
6.駐車場代などの交通費
私は車移動が多いのですが、確定申告をするために利用した駐車場代や、打ち合わせ先に行くために必要になった電車代等は経費計上しました。
振込手数料やシステム利用料は見落としがちなので要注意
ねね
振込手数料は少額なだけに見落としがちでした…。ですが立派な経費なので忘れず計上しちゃいましょう!クラウドソーシングサイトのシステム利用料も、普段は意識していないだけに見落としがちです。
確定申告に慣れている方はこんな所でつまづかないんだろうな…と思いつつ、私は「自分の経費を確認する」ことにかなり時間がかかってしまったので、来年の自分の備忘録という意味も込めて、経費一覧を作成してみました。
もちろんご紹介した経費以外の経費もあるでしょうし、分からないことがあれば必ず所轄の税務署、税理士さん等に確認をとってくださいね😄
【超初心者】初めての確定申告。1年分の帳簿作成から一気にやったやり方&オススメ会計ソフト
コメントを残す